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ブラジル大使館のsiteより引用
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この企画の一つとして、私が提供したJoão Moreira SallesのDVD "Nelson Freire" VIDEO FILMES
が定期的に放映されました。
このVideoは、アルゲリッチの自宅でも収録されていて、アルゲリッチとフレイレの練習風景も沢山登場します。
パビリオンの外側の壁には、サッカーボールが埋め込まれていました。
入り口の上には、こんなものが...
ワールドカップが終了した7月16日には、目玉は入っていませんでした。ブラジルが優勝したら、目玉が入ったのでしょうか....
ワールドカップでは、ブラジルが歴史的大敗をしました。しかし、今回ほどスリリングで、そして感動したワールドカップはありませんでした。決勝リーグでの緊迫した攻防、超人的な個人技に画面に釘付けでしたし、特に準決勝、決勝での試合は、今後のサッカーの未来のエッセンスが詰まっている、とも言えるでしょう。ボスニアの1点は、国家の歴史をも変えたでしょう。
また、カメラ・ワークも、歴代の世界的イベント放映の中でも、際立って傑出していました。選手のプレーはあらゆる角度から完全に把握され、天井カメラの動きなどは、相当反射神経がないとできない芸当です。美人を写すのはもちろんの事、観客の表情を絶妙のタイミングで挿入し、スローも瞬時に最適な角度で出す、この映像に携わった人達、そして映像をカットして選択していたディレクターもMVPでしょう。2020東京オリンピックの放送陣は大いに見習っていただきたい！
私は当初、スタジアムによっては観客席が崩れてしまうのではないか、試合もできないような事態が生じるのではではないか、と心配していましたが、結果は、ワールドカップ史上に残る素晴らしい大会でした。ブラジルは大敗し、ブラジル国民は大きな怒りや失望がある事と思いますが、どうか誇りを持って、このワールドカップを自慢して下さい。私は、この素晴らしい大会を開催し、成功に導いてくれたブラジル国家、ブラジル国民に、心から感謝しています。ブラジル、という特別な地が奇跡を起こしたのです。
この素晴らしい感動をありがとう！